ささのは手作りおやつ「何を作って食べようか」
 家では「きらい」で食べないものでも、自分たちで作って、みんな一緒に食べてみたら「食べられることもある」のはとっても不思議です。
 グループ毎に、みんなで分担して、などの方法の違いはあっても、子どもたちが自分たちで作ることを基本にしている手作りおやつです。
 ほうちょうも、やわらかい物からなど、食材を工夫していくと、切ること、皮をむくこともできるようになっていきます。火を使うことも、時には、かまどを使って火をおこすことも経験すると、火の怖さや火が燃える仕組みも経験できて、揚げること以外の煮る・焼く・蒸すなどはできるようになります。
 食べ物に興味をもって、料理を作る基本の技術も身に付けることや季節の自然を感じながら作ることは、食べる楽しみを倍増できること、自分の力に自信を持っていけるようにもなっています。

ミネストローネ

 すこし涼しくなってきたので、具沢山のスープ作りをしました。材料切りは相変わらず1年はタマネギ、2年はニンジン、3年以上はジャガイモ、他にウインナーも、ベーコンも何もかも全部さいの目に切って、
 トマトのフレーク缶も入れ、グツグツ煮たらコーン缶も入れて一煮立ちしたらでき上がり。

スイートポテト

芋ほりで掘ってきたサツマイモで作るスイートポテトは、みんなの楽しみ。皮をむいて蒸したサツマイモを熱っつい内にみんなですりこぎでつぶします。牛乳・砂糖・バターを混ぜて、アルミホイルカップにたっぷり入れて、卵の黄身を刷毛で塗ったら後は、オーブンで焼いてでき上がり。たっぷり食べて大満足!

なしの皮むき

 8 月の末に行ったなし狩りで取ってきたなしをむきました。1年生は初めての皮むき。かわが固くて、実が軟らかいなしは、皮むきがやりやすいのです。木を削る時とは、刃は反対向きで、指の下を刃が通って行くので、ドキドキ。でもゆっくりやったら、むき方がわかって、自分でむいたなしはおいしかったようです。厚くむいた皮についた身がもったいないと、むいた皮まで食べていました。

夏休み中に作ったもの

 フルーツポンチ・クリームソーダ・フルーツゼリー・クッキー・バナナアイス・・・

おにぎり作り

 キャンプの昼ご飯の練習もかねておにぎり作り、お茶碗にラップをかけて、コンブやゴマを混ぜたご飯を入れて、ぎゅっぎゅっと握って作りました。おにぎりにすれば、お茶碗2杯分ぐらいあっという間に食べてしまいます。

フリーメニュー

 キャンプの1晩目はグループごとに好きなメニューの料理を作ります。今年は、焼き肉、煮込みハンバーグ、豚汁、野菜スープを組み合わせた献立になりました。グループ毎に事前に練習で作ります。自分のグループだけが作るので、みんな大張り切り、他のグループの子にも味見させてあげて、「おいしい」と言われて満足そうでした。

カレー

 7 月のキャンプに向けてグループ毎にカレー作りの練習をします。1年は玉ねぎ、2年はにんじん、3年以上はじゃがいも担当です。1年は涙を流しながら玉ねぎを切ります。2年以上の子が、自分の経験から、「窓をあけたら良い」「触った手で目をこすっちゃダメ」「目が痛くなる前にさっさとやるしかない」と色々アドバイス。材料が切れたら、外のかまどで火起こしからやります。細かい枝を集めて、新聞の丸め方、まきの重ね方を3年がていねいに説明して、マッチで火をつけるのは3年生。交代であおぎ、煮え具合は、じゃがいもをつついて全員で確かめ、カレールーも全員で入れます。

ポテトサラダ

 1年はきゅうり2年はにんじん3年以上はじゃがいもの担当。じゃがいもの皮むきは3年にとっては難しいけど、とにかく繰り返しが大切です。

フルーツポンチ

 1 年はバナナ、3年はりんごの皮むき、2・4年以上は缶きり、かんづめの果物はみんなで切りました。1年が初めて使った包丁は、ネコの手で押えて包丁を持ったほうから切ることを覚えました。2年は缶切りは手前に進む(ホー、ナルホド)のを経験しました。ドバドバボールに入れて、オレンジジュースを入れて出来上がり、たっぷりあっておいしかった。

よもぎだんご

 野川のよもぎを摘んで、すり鉢ですって、だんごの粉と混ぜて、色んなかたちの団子を作ります。だんごにかけるきな粉は、ささのは特製石臼きな粉。1年は粉を混ぜる、2年以上はよもぎを切る、すり鉢でするのは全員、よもぎと粉を混ぜて形を作るのも全員。ハートやうさぎやへびや色んな形が出来ました。

クリスマスケーキ

 クリスマスの前にグループごとに作ります。スポンジ台にクリームをホイップして塗り、飾りつけ材料は,イチゴ、もも缶、ミカン缶の他チョコスプレーにアラザン。絞り器でクリームをたっぷり飾るのもお楽しみ。いかに美しく、豪華でおいしく見せるかが腕の見せ所です。

お呼ばれ式手作りおやつ

 1年間の手作りおやつのまとめとして作るのが、グループごとにメニューを考え、買い物からします。
作らない日は、他のグループに申し込んでごちそうになります。だから「お呼ばれ式」豪華メニューを存分に作り、存分に食べられるステキな機会です。