人気の遊び

泥んこ遊び

子供たちは毎日元気良く、泥だらけになって 遊んでいるので、晩ご飯はたくさん食べるし、夜9時にはウトウトと 眠くなってくるし、とても健康的な毎日を送っています。 ただ、洗濯するお母さん方はちょっと大変かな? (^o^;

おにごっこ

おにごっこの種類はたくさん。1年から6年までみんなでやる 増えおに、凍りおに、ドロケイ、色おに、くつとり、缶けり、がっちゃん、王様ジャンケン

ドッジボール

毎年開催される 自主学童交流ドッジボール大会では常に上位をキープしています。

けん玉

ささのはクラブの子供たちはみんな「けん玉」が上手。 毎年行われる川崎市こどもけん玉大会では 団体戦でも出場し、よい成績をおさめています。

日本けん玉協会

遊び場

活動の拠点は、野川第3公園です。子どもたちはカラダをいっぱい動かしてのびのび遊んでいます。公園までみんなで移動しながら交通安全も学びます。

学童保育ささのはクラブの自然遊びの1年間

野川第3公園や周辺の公園を中心に、豊かな自然のある野川地域で、実際に自分で触って、じっくり見て、さらに本などで確かめて、さらに深く関わるの繰り返しで、「ささのはクラブ」の子ども達は、経験が身についていっています。

<動物系>

 捜す・たくさん捕まえてくる-飼う・卵を産ませるなど-遊ぶ-生態を知る-住むところ作り・えさ探し・餌になる物のことに関心が広がる

ダンゴムシ

 春に一番先に動き出す生き物。ブロックのあるところや落ち葉の下などに多い。ダンゴムシレースなどで遊ぶ。

トカゲ・ヤモリ

 日向ぼっこに出てきているところを見つける?住処を見つける。つかまえる技術を磨く・何を食べるか色々な餌をやってみる (ミミズが捕まえやすくてよく食べることを発見してからは、ミミズがいるところも研究するようになった。食べる時は頭から食いついたり、真ん中から食いついたり食べ方もおもしろい)・卵持ちを見つけると卵を産めるようにするために土を入れたりしていた。ヤモリはジュースの空き缶を入れたらその中に産んだ)飼いならした?トカゲをおとりにして巣を探し、仲間を捕まえようとしたり色々工夫をする。トカゲ・ヤモリを同じ箱に入れておいても逃げ方が違うところから、足を観察して吸盤があることやつめがあることを発見した。入れる箱やふたの工夫をしていた。

ミミズ

 トカゲのえさとしてだけでなく、鶏の「栄養食」としてもよく捕っている。石の下や湿った地面で落ち葉のある土の中など、いるところを知っていて、すぐに土の中に逃げ込んでしまうので、手の指の間にたくさんはさみこんで、捕っている。小さいのから、長いもの太いものなどいろいろな種類がいることを、色々なところで探すことでわかった。

チョウ

 卵や幼虫を見つけてきて何匹も繰り返し飼う。数多く飼っていると、いろいろな場面を見ることが出来る。チョウの食べる葉っぱを見つけるところから植物にも興味をもつ。近所の家の人にももらった。

イモムシ・アオムシ系

 色々なものを見つけて、ガやチョウの幼虫と蜂などの幼虫の違いを見つける。(尺取虫はまた違うのも発見)何番目の体節に足がついているのかを比べて、違いや同じところを見つけていた。(芋畑で見つけたヨトウガ・ふれあいの森で見つけたスズメガなど)
それぞれの食べ物の違いを図鑑などで調べた。蚕を幼虫から飼ってみて、繭をつくり蛾になって卵を産むまでを観察した。クワの木を探して、街路樹の下など身近にあるのを発見した。

サナギ

 サナギにも色々な場所(土の中・地面の上・木の枝・葉っぱなど)・ぶら下がり方・形・羽化する時の条件(飼っている途中で糸が切れてしまったりした時色々やってみた)があることがわかる。

アリ

 アリを見つけて集める。違う種類のアリを見つけて同じ入れ物に入れてみて行動を観察する。違う巣からとってきたアリ同士がどういうふうに関わりあうか見ていた。餌も、青虫などの生き物のほか、砂糖などの甘い物も入れてみる。外側が見える入れ物に入れて巣を作るところを見ようとしていた。

アリジゴク

 土の乾いたつきの小屋の床下にもぐりこんで、アリジゴクを見つける。土といっしょにとってきて入れ物に入れ、アリを入れてアリのとり方を見たり、アリジゴクをつついて動かしては遊んでいる。

セミ

 アブラゼミ・ミンミンゼミ・ニイニイゼミ・ツクツクボウシ・ヒグラシ・クマゼミがいる。虫取り網に長い竹棒を縛り付けて、木の上の方にいるのも捕まえていた。アブラゼミが、木から後ろ向きに飛ぶ性質を利用して、虫取り網も、針金の輪にビニール袋を付けたのを作っていた。捕まえたセミは、ペットボトルで作った虫かごにいっぱい詰め込んで、「交尾」させては放し、来年はもっと増えることを楽しみにしていた。地面には無数にセミが抜け出した穴があり、穴をつついたり、掘ったり、ぬけがらも葉っぱの裏などに多数あるのをよく見つけて、抜け殻は服につけてバッチのようにして遊んでいた。

バッタ

 色々な種類を見つけるたびに図鑑で調べていた。マジックで黒く塗った木の棒のおとりを作ってトノサマバッタをとろうとしたがうまくいかなかった。捕まえたばったを飛ばして競争させたり、噛み付き合わせてけんかさせたりしていた。バッタの顔が何に似ているかなどみんなで見比べていた。

カマキリ

 カマキリを捕まえて、餌にバッタを捕まえ、食べるところをみんなで見ていた。自分の体より大きいのを食べるか、どうやって捕まえるか、どこから食べるか、どうやって食べるか、どこを食べないか、などを見ていた。見ているときも、「大声を出してはいけない」「ゆすってはいけない」など、より自然な様子を見ようと注意していた。オス・メスを入れると、メスがオスを食べてしまうことも見た。~卵を産ませようと、木の枝を入れたが、そこではなく飼育箱のフタに卵を産んだ。冬の間は、下駄箱に入れて、温度が上がらないようにしておき、夏の初めに、たくさんかえったのを見ることができた。既に卵でおなかが膨らんでいるのを見つけてくることも多かったし、卵も見つけてきた。

 蚊がとても多くて、かゆくて悩まされているが、カがとまったときに自分の手や足でどのようにして血を吸うのかをじっと見ていた。水たまりでボウフラを見つけて、ビンの中に入れ、ボウフラの動きを見ていた。どんなところでカが卵を産むのか、研究中。

クワガタ・カブト・カナブン

 腐った木の中に幼虫が入っているのを、木をほじくったり、割ったりして見つけている。たき火でパンを焼く時に、たまたま枯れ木をくべたら、そこから大きなカブトの幼虫が出てきて、他にもいるのではないかと、枯れ木を何回もほじくっていた。見つけた幼虫は、腐った木屑と一緒に箱に入れて飼っていて成虫になった。もらってきたのも含めて、水槽に土を入れて飼っていたが、日中日の当たるところに置いておいて、何匹か死んでしまい、クワガタや、カブトも高温になると死んでしまうことがわかった。

アメンボ

 水たまりでアメンボを捕まえてきて、アメンボは飴の臭いがするから「アメンボ」だと、みんなで臭いをかいで、納得していた。

クモ

 秋になると、ジョロウグモが木の枝などにたくさん巣を作るので、棒切れなどでたくさん集めてとってきては、狭い入れ物にたくさん入れて、模様がきれいだと見ている。オスは小さいので目につかないが、たまたま見つけるととってきて一緒に入れて動きなどを見ていた。そこから逃げ出したくもが、部屋の隅などで巣を作ったり天井からぶら下がったりしていると、風の動きでゆれたり、糸を伝わって自由に上がったり下がったりするのを見ている。「こわい」という子もいるが、「カをとってくれるから、カにさされるよりいい」と、追い払わない方がいいという子もいる。クモの糸を、針金の輪にぐるぐる巻いて集めて、セミ捕りをしようとしたこともあったが、ジョロウグモの糸は、余りべたつかなくて、うまく捕れなかった。

ザリガニ

 毎年、東高根森林公園で釣ってくる。餌はスルメ。全員が1匹は釣ることを目標にしているので、自分のをある程度釣ると、釣り方のこつをみんなに教えたり、下で網を持って落ちないようにしたり、いそうなところをアドバイスしたりして釣ってくる。つってきたザリガニは、いくつもの入れ物に分けて入れ、隠れ家を作って共食いしないようにして飼っている。卵を産んで孵化することもあるが、小さなザリガニを大きくなるまで育てるのは難しい。七夕祭り釣ってきたザリガニで、ザリガニつり店をこども達が行う。

キツツキ

 キツツキのコゲラが来て、コンコンと木をつついているのを時々見ることができる。枯れた枝に穴があいているのも見つけた。

カワウ

 冬に外で遊んでいると、夕方に上空を鉤型の変体飛行をして飛んでいく「カワウ」をよく見ることができる。それをきっかけに上空を飛ぶ鳥にも関心が持てるようになっている。

コウモリ

 秋頃から夕方に薄暗くなると、コウモリが飛んでいる。「目が見えないから靴などを飛ばすと餌だと思って追いかける」かもしれないことを知ってからは、コウモリを見つけるとやってみている。鳥や虫とは、飛び方が違うこともわかって、飛んでいるのを見つけると「コウモリ」だとわかるようになった。

その他の鳥

 冬になると見かける「ツグミ」春になると飛んでくる「ツバメ」など季節によって違う鳥がいることも外で遊んでいると気が付くようだ。外に寝転んでよく空を見ているが、そうしてみると、立っていて見るのとは違って、自分も空にいるような視点から、空を飛ぶものを見ることができるようだ。

<植物系>

 見る・触る・つんで集める・遊ぶ・食べるなどを通してそれぞれの植物の違いや生活の中での食べ物や、野菜とのかかわりなどが経験されている。

遊ぶ、レストラン

 草や木の花、草などを、摘んで、拾って、土と一緒にままごとの材料にする。飾る、絞る、色を出す、水に浮かべる、などをする。

遊びに使っている植物

(タンポポ、ツユクサ、カラスノエンドウ、オオイヌノフグリ、キュウリグサ、ヒメジョオン、ハルジョオン、ホトケノザ、ヨモギ、フキ、カタバミ、シロツメクサ、ナズナ、ハコベ、イヌタデ、ミズヒキ、エノコログサ、ワルナスビ、クズ、ヨウシュヤマゴボウ、オシロイバナ、ススキ、チカラシバ、サクラ、ツバキ、サザンカ、タケ、ササ、ジンチョウゲ、フジ、クスノキなど)

音を出す

ニセアカシアの葉で草笛、ツバキの実・どんぐり・シノダケで笛、エゴの実をプリンカップなどに入れてマラカス

色水遊び

オシロイバナ、ヨウシュヤマゴボウ、アサガオ、サクランボ、ヨモギなど

染物

 できた色水で、布が染まるかやってみたが、色水の濃さと、染まるかどうかは違うことがわかった。木綿の布を牛乳で煮てから、染めて染まった物 フジの葉、どんぐり、玉ねぎの皮など
染まらなかった物 ヨウシュヤマゴボウ

工作

 ジュズダマの首飾り、エゴの実を入れておてだま、ドングリごま、ドングリのヤジロベー、シロツメクサを編んだ飾り物など

くっつけて遊ぶ

 ヤエムグラの葉、ツツジの葉、バラの刺を鼻に付ける、アメリカセンダングサ、オナモミ、など

引っ張り合って遊ぶ

 オオバコ、チカラシバなど

食べる

そのまま食べる

ナツミカン、キイチゴ、クワ、サクランボ、ノビルなど

焼いて食べる

シイのどんぐり

煮て食べる

ヨモギだんご、ヤマイモのむかご、どんぐりだんご(煮てつぶして蒸して食べる)、七草がゆ(野川で、4種類ナズナ・ゴギョウ・ハコベ・ホトケノザが採れる)

てんぷらにして食べる

カラスノエンドウ、オオバコ、カキの葉、ヨモギ

<石・土・粘土など>

拾う、掘る、比べてみる、使って遊ぶ、何かを作るなどを通して、石や、土の性質などがわかる。

 道を歩きながらなど色々なところで色々な石を拾ってくる。それを本で調べて、石がどのようにしてできたか、石の模様から、どうやってできた石かがわかるなどの事がわかった。石を並べて模様の似た物や、色の違いなどを見比べる。マジックなどで色をつけたり、絵を画いたりする。こすり合わせて、熱くなるのをたしかめる。日向の石や日陰の石で温度が違うことを見つけたり、熱くなっている石に水をかけて、すぐに蒸発してしまうことを確かめていた。

 掘ったり、堀ったところに水を流したり、水をためたりしてみる。だんごを作る。光る泥だんご作りの他、固いだんご作りもしてできただんごを坂道を転がしてみたり、同じ高さから落としてみて割れるかどうか試して、固さを競ったりする。

粘土

 土を掘っている時や、道端の工事現場から、粘土らしいのを拾ってきて、土の中でも粘り気があって面白い物として使っている。拾ってきた物は日陰で乾かして、砕いて粉にして、それを水を入れて練ると、色々な方法で使いやすい。

<木・竹・落ち葉など>

 工作をして、道具を作る、遊び道具を作る、色や形の違うものを集めて比べる、使って遊ぶなど色々に使っている。

 剪定後の木の枝、枯れ木の枝を捜してきて、さまざまな用途に使う。道具・戦いごっこの武器・基地作りの材料など。

 ご近所の方からおすそ分けしていただいた孟宗竹で、スプーン・はしなどを、キャンプにむけて”ひごのかみ”を使って作っている。

手前がひごのかみ、その奥が5年生が作ったスプーン、一番奥が削る前の原型の状態。

シノダケ

 エジプトパンを焼く棒に使ったり、虫取り網用の棒として、ザリガニ釣りの釣竿としてなど使う。

落葉

 いっぱいためて中に埋まったり、木からん飛び降り場を作ったりかけあって遊ぶ。水たまりにまくと水を吸うので、ドッジボールするときのグランド整備に使っている。